いのうえ歌舞伎☆壊(Punk)【蜉蝣峠】2009年05月02日

■公演名:いのうえ歌舞伎☆壊(Punk)【蜉蝣峠】
■会場:梅田芸術劇場 メインホール
■入場回:18:00~
■座席:2階 6列 20番台
■上演時間:1幕 1時間20分/休憩20分/2幕 1時間40分

大阪初日から回数をこなしてリピーターも増えたようで、今日の客席は、先週よりもノリがよかったな。
「ここ!」ってポイントでの拍手とか、笑いとか(個人的にはそんなに笑いポイントがないんだけど)。劇団員3人での手作りダンスは、笑いも拍手もかなり大きかったですね。
木村了くん、おるいの時、声が出づらそうになってたな。「おるいちゃん、声だけ男になっとる!」って感じで。かっこよく走り去るシーンで「よろっ」となったりもしてたw

今日はなぜか、堤天晴の着物に目が行ったので、お召し替えの回数と着物の色柄を観察してきました。
一着目:白地に薄墨で花柄→裏地が紫
二着目:白と黒の地(に何か模様が入ってたような)→裏地が赤
三着目:黒→裏地が紺
四着目:白地に裾だけ薄墨でライン状の模様入り→裏地が黒
……物語が進んで、だんだん天晴の腹黒さが表立っていくに従って、着物が黒っぽくなっていくのかと思ったw(でも、それだと最後の衣装が白いのが「???」になるんだよね)
で、先週観た時は、天晴が何をどうしたかったのかよくわからなかったんだけど、今回、なんとなく思ったことがあって。
1幕で流石先生が、天晴を見て「あと四、五年の命」だって言ってたけど、もしかして天晴は、自分がもう長くは生きられないことをわかっていて、「病に殺されるぐらいなら、ろまん街もろとも死んでやる!」っていうぐらいの気持ちでいたのかな? と。
闇太郎が現れたことが、ひとつのきっかけで。だとすれば、利用された闇太郎も含めて、周りはいい迷惑だけど。

あと、お寸姐さんの、「ヤクザの家に生まれてなけりゃ」って言葉が、どうにも切ないなぁ、と。
ヤクザの家に生まれてさえなければ、まっとうな男と所帯を持って、人並みの平凡な幸せを手にしていただろうし、娘を、なんのことはないただの「娘」として育てることができただろうし、娘を嫁に出すことができただろうに。
女としても、女親としても、なんか切ない人生だな~、お寸姐さん(´・ω・`)

今回は、クドカン脚本で、賛否両論ありましたが、実際に自分が見た限り、
「まったく面白くないわけじゃないけど、値段に見合ったものとは思わない」
という感じかな。
お金出してチケット買う側としては、この割高感はちょっとね。A席はともかく、S席は特に割高感が強い。こんなことなら、A席で2回観ればよかったかも……(´・ω・`)
ブルク7のゲキシネ祭、行ってこようかなぁ……。ドクロでも見たら、少しはすっきりできそうな気がする。(この場合、間違っても「SHIROH」を見てはいけないw)

物販で、ゲキシネ「五右衛門ロック」の前売券を買ったので、あとは座席指定券に引き換えるだけなんですが、会社帰りに行きたいので、ブルク7とパークスシネマ、どっちがいいのか考え中。上映時間によって、どっちにするか決めたいので、早くスケジュール知りたいわ~。

秋公演の「蛮幽鬼」はどんな感じだろう。堺さん気になるんだよな~。あと早乙女太一くんw
そしてチケット取れるのか。